2017年5月31日水曜日

サワークリームって、使われてます?

薬研軟骨をオリーブオイルで炒めてニンニク塩麹で味付
けしています。テフロンのフライパンで強めに表面を焼
き締めて、火加減を落とし、パプリカとシメジを入れ、
にんにく塩麹を大さじ1.5程度加え蓋をして薬研軟骨に
火を通します。緑色をしてるのは、ニンニクの芽です。
85度程度に温度管理をして10分程度低温で茹でていま
す。私見ですが、エグみと繊維感にいい影響が出てる感
じです。

土曜日は、ピザ焼くデ~~

↑この料理の流れで、とにかくサワークリームを使いき
らなきゃって事で、エイヤと炒め物に使ってみました。
バターとチーズの中間みたいな位置づけのサワークリーム
は、牛乳と違って、加熱で凝固して、舌触りが悪くなった
りしませんし、意識的に焦がしても、イイカンジのコク感
として味わいの厚みを載せるのにも使えます。それでいて、
バターやチーズみたいに「入ってるデ!」と言う主張が軽
いんですよね。食べた感覚としては「何かコクを感じる」
と言う理想的なニュアンスに落ち着いてくれます。
ニンニク塩麹の持つ、麹独特の自然な甘さとも相性がいい
とおもいます。

表面の焼き締めを行なった薬研軟骨の焦げた脂のコク、鶏
肉本来の脂の甘さ、軟骨のコラーゲン感、にんにく塩麹の
コクと自然な甘さ、シメジのキノコ類の出汁感、パプリカ
とニンニクの芽の青っぽさ、サワークリームの乳製品のコ
ク、食前にタップリ使う黒胡椒のスパイス感なんかが、こ
の一皿の味わいの構成でしょう。それを元にワインを考え
てみます。

白ワイン
    

スパークリング
    

白も泡も、どちらも酸がパキッと際立ってるワインをセレク
トしています。食前に使う黒胡椒のニュアンスや、サワーク
リームのコクなんかにピッタリですね。あと、バゲットな
んかがあると、お皿がピカピカになるまで炒め汁をふき取っ
てしまうんじゃないでしょうか。小気味よい歯ごたえと、ま
ろやかなコク。それを引き締める胡椒とワインの酸味。

イケると思いますよ~~


日曜日は、三人家族で餃子なのです。

ワインに餃子、餃子にワインなんですが、
何となくですよ、餃子には、白の泡や白ワインでないと・・・
なんて思ってません?
そんな雰囲気なんで、今回は、敢えてイタリアの赤を合わせて
みました。こちらは、ネグロアマーロ70%とモンテプルチャー
ノ30%の樽熟です。グラスに注ぐと、バラの花の様な香りが、
ぶわ~~っとまき散らされます。口に含むと果皮の油脂分に由
来するスパイシーな香味が鼻に抜けていきます。味わいも果皮
のミネラルが感じられて、これも餡に含まれるニラや、ニンニ
クの味わいともよく合ってますね。
これ、おいしいね~~


ウチの餃子には、鶏軟骨が入ります。生のまま包んだりすると
焼き上がりでも、軟骨に火が入らないんで、とてもじゃないで
すが食べれないんですが、加圧で5分蒸すことでふっくら柔ら
かに仕上ります。

蒸しあがったのを細かく叩いて餡に混ぜ込みます。

合挽き、キャベツ、ニラが主成分で、生姜、ニンニク、オイス
ターソース、ごま油で味付けしています。

オクサマ作。キレイですね。

50歳男性作。まぁ、こんなモンでしょう。

小4娘作。日に日に完成度が高まってますね。

こんな感じに焼きあがりました。
ビールもいいけど、ワインもね^^


2017年5月27日土曜日

土曜日は、ピザ焼くデ~~

今回のピザは、金曜日の手羽元のクリーム煮のルゥをソースと

ピザソースと言えば、トマトベースで、甘酸っぱくて赤いと
相場が決まってそうですが、ベースがトマトだと、50歳の
内臓には、重たいんで、加圧で蒸したタマネギをペーストに
しています。加圧で、ペーストとなると、タマネギ以外だと
キャベツもイイカンジのペーストにできますね。
↑これもそこそこ美味しかったですわ。

さて、話戻しまして、ホワイトソースに、シメジとベーコン
適宜を加えて加熱してソースとしたら、生地だけを200度
10分焼いてから、ベーコンなんかが入って美味しくなった
ソースを載せて、チーズをふりかけ、オーブン上段で250
度15分程度焼いて焦げ目をつけて、カイワレを散らせば完
成です。

合わせたワインは、ドイツのリースリングです。
このワイン、ほんとハービシャスですわ。ニュージーランドの
ソービニオンブランを思わせるピリッとした刺激も少し感じる
し、グラスから香る香りもピーマン的なニュアンスを含んだ柑
橘香ですしね~
ドイツのリースリングのイメージがガラッと変わる味わいです。
是非お試しあれ~ですわ。

↑こちら、説明するのもナンですが^^
ピザだけだと、お腹が空くんで、加圧で蒸す処理をした時の残
り湯のストックをベースにしてスープを作り、ラーメンにして
います。これが、実に旨い^^
トッピングは、いつぞやで使ったローストポークです。
カイワレのスパイス感も、イイネ^^


土曜日は、契約農家まで玄米を取に行ってます。

契約農家の石橋さん宅を背にパチリ。
このアングル、神吉が、高原の盆地であるって良く解ります。

こちら、神吉盆地の真ん中を走る道です。最初の画像を撮った
場所は、この画像だと左側で見キレてます。

左側が、石橋さんの田んぼです。右側は別の人が管理してます。
肥料を入れ過ぎてるんでしょうか、水草が多く発生してますね。

石橋さんの田んぼ、寄ってみました。こちら、田植えは16日です。
だいたい10日経過ってトコです。

こちら、松崎さんの田んぼです。

こちらは、イノシシが田んぼに入って来るんで、鉄の柵に
囲まれてます。なので、田んぼに近寄れないんです。
この辰野策が出来て以降この田んぼの被害は無くなりましたが、
別の田んぼにイノシシが入りおむとの事で、じわじわ鉄策の田
んぼが増えてきています。
こちらの田んぼの田植えは、19日でした。石橋さんの田んぼ
とほぼ変わらないと言っても大丈夫ですね。

どちらの田んぼも肥料を控えて育ててもらってます。
さて、肥料を控えてって??ここで書くと長くなるんで、
肥料の危険性←こちら参照ください。
残留農薬より残留肥料の方が恐怖なんですよね~

手間がかかる減肥料、無農薬栽培(注)をしてもらってます。
ずっとお付き合いしてると、本当の意味の安心安全ってのが
あらためて理解できますね。

稲刈りまで、じわじわ育っていく様をリポートしていきます。
派手なページじゃないですが、発見あると思いますよ~


2017年5月26日金曜日

本日の出荷で~す

こんな感じで12本まとめて下さいました。
どのワインも、試飲会で試飲して、オイシイと感じたから
仕入れてるんで、一定以上の思い入れはあるんですが、
中でも右から3番目、赤いボトルトップのポルトガルを5本
もまとめて頂いてるのが嬉しくて嬉しくて。
   

   

ポルトガルの赤、キンタコーレイヨですが、是非とも戦わせて
頂きたいのが、こちら、
品種も、産地も全然違うんですが、味ワイン方向性がほぼ同じ。
かたや¥1134、こちら¥2784。
全然ポルトガル、負けてる感じ、しないんですけどね~

これは、是非お試しいただきたいものです。

真ん中に鎮座するパンは、半分カットになりますが、同梱させて
いただいてます。

そこそこ美味しいですよ~


ワインと同梱するパンとお昼です

こちら、ワインのご注文と同梱する加水率100%の
明日のトーストが最高に美味しいハードパンです。

そのパンと合わせたお昼が、こちら。手羽元のクリーム煮
です。

材料は、こんな感じ。カイワレとベーコンは、更にパスタ
を作るつもりだったんだけど、お腹が膨れちゃって、明日
に持ち越しです。

玉ねぎ1.5個を適当な大きさに切って、加圧で3分蒸しま
す。蒸しあがったのをブレンダーで粉砕してソースにします。

蒸したタマネギをペースト状にして、成分無調整豆乳で延ばし
コク出しにサワークリームを加え、スパイス感は、いつもの
グリーンカレーペーストを小さじ1程度加えてます。タマネギ
が主成分なんで、甘さは、砂糖を加える必要性が、全くありま
せん。自然な甘さがイイカンジです。豆乳を加えてるんで、絶
対グツグツ煮立たせないようにして加熱してサワークリームを
溶かし込んで、味わいを馴染ませます。

手羽元は、強火でオリーブオイルをかけて、表面の焼き締めを
やってから加圧で5分蒸します。蒸すだけだと、鶏の脂の香ば
しさが表現できず、オイシサ半分って感じなんで、手間ですが
焼き締めてます。

手羽元の焼きと蒸しをやってる横では、とろ火でソースに熱を
かけ続けています。私見ですが、タマネギのペーストから出る
甘さが、加熱時間に比例して強くなっていく気がします。

蒸しあがった手羽元をソースに入れて2~3分加熱してなじませ
て完成です。アスパラは、85度で温度管理して10分ほど茹で
たものです。エグ味の軽さと発色の鮮やかさが際立ちます。

合わせたワインは、こちら~
ドイツの辛口リースリングです。最近の流行でしょうか、ソービ
ニオンブランに感じるハービシャスなニュアンスもあって、面白
いです。彩で使ってるアスパラのイイカンジのエグみと相性が、
いいんですよ~白ワインにアスパラ、これは、試さない手は無い。