2018年8月11日土曜日

2018年5月19日 神吉

5月19日石橋さんの田んぼです。

5月19日松崎さんの田んぼです。

こちらは、松崎さんが管理するキヌヒカリを育てている田んぼです。当店お得意先のお寿司屋さんの寿司飯として、コシヒカリと半々でブレンドして使ってもらってます。

こちら、比較対象の近くの田んぼです 。何が違うって、苗のひとまとまりが太い点ですね。同じ時期に田植えしてるのが信じられないくらいの根元です。苗のひとまとまりを太く植えると、コシヒカリの特性でもある養分の大部分を実である米粒にため込むので、茎が細くなってしまうんです。穂が重くなり、茎が細くなるので、倒伏しやすくなるんですよね。これを防ぐ意味で、足元を太くして倒伏しにくくするのが狙いです。倒伏しにくくなりますが、田んぼの風通しが悪くなり、病害が発生しやすくなるんです。なので、こまめな農薬の散布を必要とする農法になります。

逆に足元を細く植えると、倒伏しやすくなりますが、風通しの良い田んぼになり、病害が発生しにくくなり、実質農薬を必要としない農法になるんです。

ただ、田んぼに入っての雑草(水草)取りや、根切りと言う、根を切って、麦踏のように稲にストレスを与えねをしっかり貼らせる農作業をしたりと、手間は、かなり増えることになります。

当店のお米は、契約農家の方の細かな農作業の上に成り立っているんですね。


0 件のコメント:

コメントを投稿