2019年8月15日木曜日

たまには高級路線でも・・・



↑これ、カリフォルニアのピノ・ノワールで、とりあえず美味しいヤツって考えれば、きっとこれを選ぶであろう「カレラ ジョシュジャンセン セレクション」です。

インポーターも言葉そのままに引用しますと・・・
「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と称され不動の人気を誇るカレラ。 ジョシュ・ジェンセン氏の名を冠したスペシャル・キュヴェ。 カレラのスタイルを率直に感じられる見事なバランス。
なんですと。

なんで、当店の売値頃を大きく超えるワインをわざわざ抜いて飲んでいるかと言いますと、テラノブレ レゼルヴァ ピノノワール750mlが終売になりまして、1000円台のピノノワールで、美味しいのを探さないとならなくなり、ホント、四苦八苦しております。

今までなら、1000円台半ばで、値付けされてて、試飲会で飲まなくても、まぁ、美味しいでしょうと、とりあえず仕入れりゃ、ほぼほぼそれなりに美味しかったんですよね。

なので、例えば、あるワイナリーのカベルネやメルローが美味しけりゃ、横並びでラインナップされてるピノノワールは、ほぼ合格的な感じです。

その法則に従って、チリやニュージーランドの1000円台中盤以降のワインをサンプル的に仕入れて飲んでみるも、まぁ、どれもこれも青臭くって、妙なイガイガ感があり、とても美味しいですよ、、ってお勧めできないワインが連続したんです。

四苦八苦の流れで「さて、ホントに美味しいピノってどんなの?」って疑問がムクムクと持ち上がりまして、それじゃ、カリフォルニアのロマネコンティでも飲みましょうか、となったんです。

カレラです、カレラ。5000円くらいしますかね^^

5000円払って美味しくなけりゃ、どうするの???ってなりながら、いつものように目玉焼きと合わせています。

ん??なんで目玉焼きなの??←ですよね~

50を過ぎて、突然髪質が柔らかくなり、寝癖が付かなくなりだしたんです。朝のメンドウなヘアセットから解放され、こりゃ、楽だわ~なんて思ってて、ふと鏡に映る自分の髪の分け目がスカスカなのにドキっとしました。

髪質が柔らかくなったのではなく、髪の毛が細くなり、ハリがなくなっただけだったんですよね。

いろいろ調べてみたら、卵の黄身の「卵黄ペプチド」が効くってことで、毎日卵を2個使った目玉焼きを食べ続けています。効果は解りやすく(僕だけかもしれません)2週間で、頑固な寝癖が戻りました。詳しくはこちら

目玉焼きですが、ハーブソルトと粒胡椒や山椒なんかをかけてワインと合わせると、これが、なかなか乙な感じなんですよ。山椒のホールを買って、粒胡椒を挽くのに使うミルからゴリゴリと出した山椒、これ、かなりワインとの距離を詰めてくれますよ~

さて、カレラのジョシュジャンセンセレクションですが、美味しいピノの教科書的な、美しい酸とふくよかな果実味、それらを引き締めるほんの少しの苦みと渋が、もう絶妙としか言えないバランス感じられます。

ホント、美味しいピノってこうでなくちゃ。

その価値観で、美味しいピノで、なおかつ当店向きな価格帯のワインとなりますと、


このニュージーランドのピノノワールは、ウチのお得意先の「鉄板28号」さんへ納めているんですが、青っぽいイガイガしたマイナス評価な味わいの要素も皆無で、カレラに通じるキレイな酸味とボリューミィな果実味が前に出た、素直に美味しいといえる味わいでした。画像は、実際に鉄板28号さんでマナをオーダーして飲んでいる図です。


↑こちら、毎回オーダーする「前菜盛り合わせ」です。

左から、蒸し鶏、里芋のブルーチーズポテサラ、ミートパティ、キャロットラペ、豚肉の旨煮です。

どれとも合いますが、個人的には、キャロットラペが一番好きですね。ニンジンの甘さと、少しの青っぽさが、ワインの底に潜んでいる味わいの要素を顕在化してくれて、ワイン自体の味わいの量感を増してくれてます。

同じ考え方で、ホールの山椒を少し効かせた、さっきの目玉焼きもなんですが、山椒の涼しい辛みが、ワインの持つエレガントさを表現する味わいの要素とシンクロして、単体で飲むときには感じなかった表情を見せてくれます。

1000円台半ばの美味しいピノ、なかなか難儀な問題ですが、しっかり探せば、美味しいのもあるってことですね^^

ウチの品ぞろえなら、問題ないですよ^^

  


   

↑この6アイテム、飲んだうえで売ってます、マジ、美味いですよ^^











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