ひさびさに圧力鍋を稼働させました。
しっかし、寒いですよ、って北海道や東北、北陸の方か
らお叱りを受けそうですが、こちら京都は、安定の底冷
えなのです。
そんな時は、煮汁を飲める味わいにしたブリ大根、食べ
たくなったんで、作ってみましたよ。
圧力鍋を使って、普通に煮込むと、煮汁に具材の旨味が
溶け出すんで、加圧で蒸して、柔らかくしてから、最短
で味を入れる手法で作りました。
アラ炊きの定石なら、熱湯をかけて、灰汁を流して調理
が始まるんですが、まずは、食べやすい大きさに切って
フライパンで、表面の焼しめを行います。
意識的に焦がすことで、灰汁を香ばしさの要素へと変え
てます。個人的に、熱湯をかけるより、このやり方のほ
うが、香ばしさが味わいに加わるんでいいかな、と。
大きめに切った大根と人参を加圧で3分蒸します。これ
以上長く蒸すと、柔らかくなりすぎるんで、注意が必要
です。
野菜が蒸しあがったら、ブリを入れます。
こちらも加圧で3分蒸していきます。水分非接触で加熱
しますので、余分な脂が落ち、旨味としっとり感が残る
んで、普通に煮込むより、明らかに具材の旨味がしっか
りしてると思います。
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