2022年1月18日火曜日

加圧で蒸してのブリ大根です。

ひさびさに圧力鍋を稼働させました。

しっかし、寒いですよ、って北海道や東北、北陸の方か
らお叱りを受けそうですが、こちら京都は、安定の底冷
えなのです。

そんな時は、煮汁を飲める味わいにしたブリ大根、食べ
たくなったんで、作ってみましたよ。

圧力鍋を使って、普通に煮込むと、煮汁に具材の旨味が
溶け出すんで、加圧で蒸して、柔らかくしてから、最短
で味を入れる手法で作りました。

アラ炊きの定石なら、熱湯をかけて、灰汁を流して調理
が始まるんですが、まずは、食べやすい大きさに切って
フライパンで、表面の焼しめを行います。

意識的に焦がすことで、灰汁を香ばしさの要素へと変え
てます。個人的に、熱湯をかけるより、このやり方のほ
うが、香ばしさが味わいに加わるんでいいかな、と。

大きめに切った大根と人参を加圧で3分蒸します。これ
以上長く蒸すと、柔らかくなりすぎるんで、注意が必要
です。

野菜が蒸しあがったら、ブリを入れます。

こちらも加圧で3分蒸していきます。水分非接触で加熱
しますので、余分な脂が落ち、旨味としっとり感が残る
んで、普通に煮込むより、明らかに具材の旨味がしっか
りしてると思います。

ブリを3分蒸したら、蒸し台を出して、蒸すときに使っ
お湯に味付けをします。今回は、シンプルにみりんと
濃口しょうゆだけとしました。

ブリの旨味がしっかり乗ったお湯を濃口とみりんで味を
調えて、加圧で煮込むんですが、ふたをセットして、お
もりが回れば、即消火します。

あらかじめ蒸しているので、味は、一瞬で入ります。

箸で切れるくらい柔らかくなった根菜と、しっかり旨味
残したブリが、ごはんも、お酒もススメてくれるひと
皿となりました。

まだまだ寒い日が続きます。圧力鍋の出番も多くなりそ
ですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿