2019年2月15日金曜日

太らない食習慣☆菜の花の旨味出汁炒め

 ステラー ランニングダック シラーズ
今日も、腹持ちの良い、ワインにもゴハンにも合うお昼を作るとしましょうか。

(以下の画像全てタップで拡大表示します)
今日の主役は、産直ひろばで買い求めた菜の花です。袋に入った状態だと、そんなにボリューム感、無いですね。
極太のごぼうと、ニンジン、玉ねぎは、無くてはならない野菜で、毎回登場するレギュラーメンバーです。
玉ねぎは、1/2個使っています。細切りにして、ひとつひとつバラバラにして使います。
人参とゴボウは、縦に半分に切って、繊維に対して縦方向にスライスして使います。


↑400gでなんと、198円という、にわかに信じがたい価格だったウィンナーも今日でやっと無くなりました。安いウィンナーって、脂の匂いが・・・いや臭いがキツいとか、やたらとニンニクが効いてたりするイメージなんですが、こいつは、適度なスパイス感で、脂臭くも無く、塩加減もイイカンジなんで、かなり使えるアイテムでしたね。リピート決定です^^

五十嵐美幸シェフの青梗菜炒めがこの料理の基礎なんですが、とにかく野菜のすべての部位をアルデンテに仕上げて、噛みしめた瞬間の瑞々しさも表現したいので、葉物はとにかく50度洗いをします。調理前に収穫した瞬間に近い瑞々しさがないと、調理後の瑞々しさって、あり得ないと思うんですよね。


他の作業をやりつつ50度程度(瞬間湯沸かし器で熱めの温度←テケト-です)のお湯に5分ばかり浸かってもらった菜の花です。元気なハリを取り戻しました。色合いも鮮やかですね~


ここからが、ヤヤコシクて、メンドウで、理科の実験みたいな料理と言われる所以でしょう。菜の花を火の通りの早い部位とそうでない部位に分ける作業をします。
柔らかな葉っぱ、葉っぱの中のやや硬い葉脈から軸までの部分、硬い軸と3つに分けておきます。
使う野菜を火の通りの早い遅いで3つのグループに分けてボウルに入れて、グレープシードオイルでオイルコーティングします。

火の通りの遅い順に
①・菜の花の軸、玉ねぎ、ゴボウ、人参
②・菜の花のやや硬い葉脈から軸までのやや硬い部分
③・菜の花の柔らかな葉っぱ
となります。

のべ加熱時間は、①が4分30秒、②は90秒、③は45秒です。
「それぞれの加熱時間を管理」⇒理科の実験ぽい・・・
でも、野菜の美味しさの大部分を占める瑞々しさと、しゃきっとした歯ごたえは、この調理以外で実現したことがありません。(←私見です)なので、時間の管理が、実験ぽくなっても、しゃ~ないのです。

真ん中の小さなボウルには、花の部分があります。ここだけは、50度洗いをしただけの状態で食べることができます。なので、最後に彩としてトッピングします。さて、肝心の味わいなんですが、ここだけは、何もしなくても青っぽくなく、柔らかなので、本当にサラダ感覚で、生野菜として扱えるんです。噛みしめると、菜種油のニュアンスがするので、ナルホドネ~なんて思ったり^^←アリですよ^^オイシイ。


この料理は、全ての具材がアルデンテに仕上げるように加熱時間をコントロールするので、ボウルの中の野菜が同じタイミングでアルデンテになるようにしています。
このボウルの中には、菜の花の軸、ニンジン、玉ねぎ、ゴボウが入ってます。菜の花の軸って、実は、キャベツの芯より火の通りにくい部分なので、斜めに切って、火の通りを早くしています。ここの分類が、咀嚼回数を稼いでくれるんで、実は、一番大事なんです。このグループに、激安ウィンナーを5mm角程度に刻んで、フライパンで意識的に表面を少し焦がして脂の旨味を出した状態のをフライパンに残る炒め汁まで残さず一緒にします。
つまり、噛まないと呑み込めないゴボウや玉ねぎが、肉の味をしているんです。これ、結構肉を食べたって満足感ありますよ~脳を騙す感覚でしょうかね^^


しっかり噛む事で、満腹中枢も刺激され、早い段階で、食べたなぁ~って満足感も得られますし、薄い味付けでも、噛んでいるうちに舌が慣れて、これも満足していけるようになるんで、減塩効果も期待できるんです。

↓合わせ調味料です。「旨味出汁」と呼んでます。↓
ニンニク塩麹・大さじ1
マヨネーズ・大さじ1
コストコ有機ソルトレススパイス・小さじ1/4
ベーコンビッツ・小さじ2
フライドオニオン・小さじ2
乾燥タマネギ・大さじ1
粉チーズ・大さじ1
タバスコハラペーニョソース・ひとふり
カレーパウダー・8ふり
黒酢・小さじ2~3
水・150mll
↑元々の五十嵐シェフの青梗菜炒めは、ベーコンと中華出汁に水が旨味出汁(←とは呼んでませんが^^)となっています。もう52歳になっちゃった老朽化した胃袋は、化学の旨味を消化できないので、こんなヤヤコシイ調味料を使い倒す事になりました。ここらあたりも理科の実験っぽいところでしょう。


よくとかしてからふたをして強火で沸騰させます。沸騰した旨味出汁の中にオイルコーティングされた野菜が入ると、中華の技法である油通しをしたように、瞬間的に野菜の表面温度が上昇して焼き〆られ、瑞々しさが逃げないようになるんです。あとは、それぞれの部位ごとにアルデンテになるように加熱するだけですね。


旨味出汁が沸騰したら、噛み応えのある分類に、しっかり肉の旨味を載せたのを調理開始です。ボウルの中身を残さずフライパンに入れたら、ザッと上下を返し、旨味出汁とムラなく混ぜ合わせてから蓋をして、90秒、火加減は、そのままで加熱します。


90秒経過で、やや硬い葉脈から軸までの部分を入れて、同じように上下を返して、ムラなく混ぜ合わせてから蓋をして45秒加熱します


45秒経過で、柔らかな葉っぱ部を入れます。

最初の小さな袋に入っていたことが、にわかに信じられないボリューム感ですね。26cmのフライパンからはみ出ています。これも、しっかり上下を返して、ムラなく混ぜ合わせてから蓋をして、45秒加熱します。


45秒の加熱が終われば、火を消して、取っ手付きのザルを使って手早く旨味出汁と具材を分離して詰めていきます。化学調味料を使っていれば、詰めなくても味わいの輪郭がはっきりしているので、美味しく感じられますが、このレシピだと、詰めないと、ボケたような味わいで、作ってる僕自身も嫌になる薄味なんですよね。


↑なので、分量が半分くらいまで詰めています。この炒め方の最大の難点は、意識的に焦がしてする香ばしさの演出が出来ないところです。なので、肉(今回は、ウィンナー)を小さなテフロンのフライパンで表面の焼〆をしたり、旨味出汁を詰めて焦げ感を演出したりしています。←このあたりも実験ぽいですね~
香ばしい香りが立ってきたら火を消して、具材を戻し、良く絡めてから盛り付けます。最後に菜の花を散らして完成です。


香ばしい香りが立って、半分くらいに詰まったら、急速に焦げていくので、見極めが大事だったりします。菜の花の緑も、キレイに維持されてますし、菜の花の軸も、ゴリゴリと小気味よい歯ごたえがあって美味しいです。

一緒に食べてるのは、玄米を精米せずに白米食感に炊き上げた「ふかふか玄米」を1/2合です。白米食感に炊けるんですが、当たり前のように、一定回数以上の咀嚼を求めてきます。オカズも主食も噛まない事には終わりません^^

しっかり噛むって事が、実は、ダイエットの裏技なのかもしれませんね。早い段階で満腹感も出てきますし。

合わせたワインは、抜いて4日目だったかな?南アのシラーズです。これ、絶対抜いたその日より倍は美味しく感じますね。シラーズと言えば、暴走するタンニンって感じなんですが、この南アのシラーズのそれは、見事にコントロールされて、目の詰まった繊細と言ってもいいくらいの渋ですね。熟成で使われた樽の樹脂に由来するバニラのニュアンスもリッチに香るスパイシーな味わいです。
本来スパイシーな香味は、肉を求めるものなんですが、噛み応えのあるゴボウ、ニンジン、菜の花の軸に肉の旨味をまとわせているので、問題なくシラーズを受け止めてくれてます。
また、野菜の青っぽさ(タバスコ、カレー、黒酢で大人しくしてますが)とワインが出会うと、単体で飲んだ時には感じなかった味わいの奥底に沈んだ状態の野菜っぽいニュアンスを味わいの前の方にひっぱりだして、ワインの味わいの要素と認識させてくれるので、味わいのボリュームが上がったように感じられます。
重めの赤⇒焼いた肉ってのもいいですが、青っぽい野菜と合わせるのも、面白いですよ~

2019年2月11日月曜日

太らない食習慣☆高菜と徳用ウィンナーで旨味出汁炒め

ケープハイツ シラーズ
今日のお昼は、高菜とペッパーウィンナーの炒め物です。

☆材料☆

お徳用ペッパーウィンナー・2本(60g)
高菜・ひと袋
茄子・1本
ゴボウ・極太8cm(繊維に対して縦にスライスする)

今回は、400gで198円と言う信じられない価格の業務スーパーのペッパーウィンナーを使います。
かなり説得力のある価格なんですが、きつすぎるニンニク感もありませんし、塩気も、脂感も共に適度でした。


野菜を美味しく食べるための調味料として肉の脂の旨味を活用しています。
5mm角程度に切って、蓋をして、テフロンのフライパンで意識的に少し焦がして、香ばしさの演出をして使います。


使う野菜の全ての部分をシャキッと瑞々しく仕上げるのがこの調理の本質なんで、調理前の野菜を、まずは、瑞々しい状態にしなくてはなりません。

なので、葉物は、50度洗いをしてから切るようにしています。

元気になった高菜を、柔らかな葉っぱと、葉と軸の中間のやや硬い葉脈、軸と3つに分けて、それぞれの火の通る早さにあわせて加熱するようにしています。

野菜をさばきながら、南アのシラーズを飲んでいると、青っぽい香りがワインの底に眠っている野菜を感じる青っぽいニュアンスをはっきり感じさせてくれて、味わいのボリューム感を上げてくれますね。

50度洗いは、この調理には、ホント必須ですね。シャキッとした軸の歯ごたえと瑞々しさが、まさに野菜の美味しさの本質じゃないでしょうか。

火の通りの遅い早いで3つのボウルに分けてオイルコーティングします。
野菜をオイルコーティングすると、中華の技法の油通しと同じ効果がありまして、野菜の瑞々しさと発色を良好に保ってくれます。

火の通りの遅い順に、
①ごぼう、茄子、高菜の軸
②高菜の葉っぱのやや硬い葉脈
③高菜の葉っぱ

蓋をして、意識的に表面を少し焦がしたウィンナーは、フライパンに残る炒め汁も残さず①のボウルに入れます。
一番火の通りの遅いグループの野菜は、ボリボリとした小気味よい歯ごたえがある状態に仕上がります。ここにしっかり肉を感じる脂の旨味を載せれば、実際に肉気を少ししか入れなくても、充分満足のいく料理となります。

☆調味料(旨味出汁と呼びます)☆
ニンニク塩麹・大さじ1
マヨネーズ・大さじ1
粉チーズ・小さじ2
フライドオニオン・小さじ2
乾燥タマネギ・小さじ3
有機ソルトレススパイス(コストコ)・小さじ1
タバスコハラペーニョソース・ひとふり
カレーパウダー・7~8ふり程度
黒酢・大さじ1
水・150ml


高菜って、小松菜みたいなほろ苦い味わいなんで、カレーパウダーをいつもより多めに入れて、青っぽさを美味しさに変換しました。

ハラペーニョソース、カレーパウダー、黒酢は、長めの加熱時間で、野菜の青っぽいニュアンスと出会うと、それぞれの調味料としての味わいの境界がボケてきて、一つの味わいになるような感じです。仕上がった段階で、カレーのターメリックのニュアンスが希薄になって、野菜の青っぽさがわかりにくくなって、青っぽさを野菜の美味しさの引き上げてくれています。



調味料全てをフライパンに入れ、蓋をして沸騰させます。沸騰した旨味出汁にオイルコーティングした野菜を入れると、表面温度が急激に上がり野菜の表面を固く〆て、水分が、閉じ込められて瑞々しく仕上がります。野菜の色合いも鮮やか状態がキープされます。

旨味出汁が沸騰したら、①のボウルからフライパンに入れて行きます。

フライパンに入れたらザッと上下をしっかり返して、野菜と旨味出汁をムラなく混ぜ合わせます。しっかり混ぜてから蓋をして1分30秒加熱します。


指定時間経過で、②のボウルの中身を入れ、同じように、上下をしっかり返して旨味出汁とムラなく混ぜ合わせてから蓋をして45秒加熱します。


指定時間経過で、③のボウルの中身をフライパンに入れ、しっかり返して混ぜ合わせてから蓋をして45秒加熱します。


最後の高菜の葉っぱを入れたら、こんな感じです。フライパンからはみ出ていますが、しっかり上下を返して混ぜ合わせてから蓋をします。

指定時間経過で、取手つきのざるを使って、旨味出汁と具材を分離して、旨味出汁を詰めて行きます。


香ばしい香りがして、半分くらいまで詰まれば、火を消して具材を戻してよくかき混ぜて盛りつければ完成です。



少しだけ使うハラペーニョとカレーパウダーに黒酢ですが、青っぽい高菜の苦味を上手に野菜の美味しさに引き上げてくれてます。ホント、カレーを入れてるのに、ターメリックのニュアンスが希薄なんですよね。黒酢も、その存在を消してます。野菜の美味しさを引き出す隠し味ですね。

南アのシラーズ、抜いて10日目です。そんなに時間が経ってたんですねぇ。果実の酸がしっかりしてる(酸っぱいという事でなく)ので、味わいの要素がしっかり繋ぎとめられていて、ボケた味わいにならず、キメの詰まった果実味と渋が感じられました。コスパ、高いわ、これ。





2019年2月8日金曜日

太らない食習慣☆業務スーパーのウィンナーとニラの旨味出汁炒め

ケープハイツ シラーズ
業務スーパーのPBのウィンナー「ペッパーウィンナー」を使っていつもの五十嵐美幸シェフの炒め物です。このバージョンは、ウィンナーを斜めに切ってますが、これでも、調味料的に料理の味わいをふくらましてくれてます。
この次のバージョンは、5mm角に刻んでみようと思います。ウィンナーを感じる斜め切りと、感じない5mm角切りです。

☆材料☆
ペッパーウィンナー・59g
ニラ・1袋107g
茄子2本212g
金時人参・1/3本98g
玉ねぎ・1個261g
ゴボウ・極太8cm145g

↑これ、異様に安かった記憶です。 もう一回リサーチしておこう。味わい的には、嫌なニンニク臭さも無くて、適度な燻香、脂感、塩気と料理の味わいを厚くしてくれる調味料としては、合格だと思います。
いくらだったかな?これ。

 とりあえず重さを測ってみました。
  ゴボウと人参は、繊維に対して縦方向にスライスして使います。




ここまでで882gでした。けっこうな重さですねぇ~ここに調味料が加わるんで、そりゃ、お腹もふくれるわ^^

ニラも、50度洗いですね。

アルデンテに仕上げて、歯ごたえと瑞々しさを楽しむんだから、調理前には、必ずシャキッとしてもらわない事には、ねぇ。

ペッパーウィンナーも、意識的に表面を焦がして香ばしさと脂の甘さを出しておきます。
普通のお肉だと、燻香がついてないんで、しっかりめに焼き〆ますが、ウィンナーには燻香がついてるんで、脂の甘さだけを前に出すように、少しだけ焼き色を付ける程度にします。

全ての具材をアルデンテにするんで、火の通りの早い遅いで調理時間を管理しています。
それぞれのボウルごとにグレープシードオイルを回しかけて、上下を返して良くかき混ぜて表面をオイルコーティングしておきます。こうすると、中華の技法である「油通し」と同じ効果が期待できます。

遅い順に、
①ゴボウ、金時人参、茄子・180秒
②ニラの根元の硬いところ・90秒
③ニラの柔らかな葉っぱ・45秒
となります。後ろの秒数が、加熱時間です。


脂の甘さを前に出したウィンナーは、一番火の通りの遅いボウルに入れておきます。

☆調味料☆
ニンニク塩麹・大さじ1
マヨネーズ・大さじ1
オイスターソース・小さじ1
粉チーズ・小さじ2~3
コストコの塩抜きスパイス・小さじ1
ベーコンビッツ・小さじ1~2
フライドオニオン・小さじ2~3
乾燥タマネギ・大さじ1
カレーパウダー・小さじ1/2
タバスコハラペーニョソース・ひとふり
黒酢・大さじ1
水・150ml
ニンニク塩麹から水までを「旨味出汁」と呼んでいます。元々のレシピでは中華出汁が使われていますが、50を越えたあたりから化学調味料がキツくなりまして、こんな内容になりました。

旨味出汁を強火で沸騰させます。
沸騰したら、ボウルの中身を全て入れて、上下を良く返して旨味出汁をムラなく行きわたらせます。ムラなく混ざったら蓋をして火加減そのままで90秒加熱します。


指定時間経過で、ニラの硬い軸の部分を入れて、同じように上下を良く返してムラなく混ぜ合わせたら蓋をして45秒加熱します。


指定時間経過で、最後のニラの葉っぱを投入し、上下を良く返してかき混ぜ終わったら蓋をして45秒加熱します。

しっかり上下を返して、旨味出汁と良く絡めます。
なかなかの量ですね~

火加減そのまま45秒加熱です。

45秒の加熱が終わったら、火を消して、具材と旨味出汁を分離して、詰めていきます。化学調味料を使えば、詰めずとも味わいの輪郭がクッキリしているので、料理として成立するんでしょうが、パンチの効いた調味料が入らないんで、半分くらいまで詰めないと、ボケたような味わいの料理になっちゃうんですよね~

この程度まで詰まると、香ばしい香りが立ってきます。ここから急速に焦げていくので、即消火です。


詰まった旨味出汁に具材を戻して、良くかき混ぜったら完成です。

オイルコーティングですが、普通のサラダオイルを使ったら、絶対胸焼けの嵐でしょうね。
オリーブオイルも、主張が強すぎますよね~
ここは、やっぱり軽くて味の主張が無いグレープシードオイルですね。

ニラや茄子の発色がキープされてるし、シャキッとした食感や、瑞々しさも感じます。得損に出てくれた五十嵐美幸シェフに大感謝です。

縦にスライスした、歯ごたえのある食感のゴボウや人参に肉の脂の旨味をしっかり載せているんで、肉を要求してくるスパイシーなシラーズでも余裕で受け止められるのがいいですね。

また、ワイン単体ではあまり感じない、ワインの味わいの奥底に隠れている、野菜を思わせる青っぽいニュアンスをニラや、ニンジンの青っぽさが顕在化してくれるので、ワイン自体の味わいの厚みが増したように感じます。

野菜メインの料理ですが、重めのシラーズ、合いますよ~

「太らない食習慣」ですが、芋類などのでんぷんが主成分の野菜以外で、不満なくお腹をふくらせる事と、薄い塩気でも味覚が満足できるようになるのが第一歩ですね。

咀嚼回数が増えると、満腹感を早く感じるようになりますし、薄い味付けでも舌が慣れて、満足感を得られるようになってきます。

肉の旨味をしっかり載せたゴボウと人参は、とにかく噛まない事には呑み込めません。調理時間を3つに分けて、それぞれの具材に最適な火の通り具合を実現しているので、青っぽさを感じることの無い小気味よい歯ごたえと、シャキッとした触感で、「噛む事」自体が美味しさの要素となっています。

ここに白米食感に炊く「ふかふか玄米」を1/2合合わせて一日の食事としています。玄米の不溶性食物繊維が24時まで空腹感を感じさせないんですよね~

食物繊維と言えば、デトックスです。

毎日かなりの量を食べていますが、毎日かなりの量を出しているんで、体重は、全然変わっていません。

時間が自由になる自営業じゃないと出来ない食習慣だと思います。冷静に考えて、毎日自炊が出来る人って、かなり限られてますもんねぇ。

出来る人は、是非。太らない食習慣でした。