ヴィア・エミーリア ブリュット 750ｍｌ

ヴィア・エミーリア　ブリュット　750ｍｌ

エミリアロマーニャのモデナってところのカンティーナ・ディ
カルピ・エ・ソルバーラって言う協同組合のワインになります。

さて、このワインの原料ですわ。ピニョレットって品種なんで

すって。ナンソレ～～ってなりまして、兎に角試飲しましたよ。

まず、香りです。

こういうのが、花束の香りって言うんですかね。ユリっぽい白

い花を連想させる香りに洋梨やリンゴの香りなんかも絡んでき

ます。

ヒエヒエを口に含むと、シャープなミネラルの刺激が感じられ

て、食欲のスイッチが入ります。←要は、ツバが湧き出して、

なにかつまみたくなるんですよ。

口の中をワインが心地よい刺激を残して通過すると、ジワッと

果実の甘さが広がります。数秒して戻ってくる軽い苦味が、口

の中をリセットしてくれて、フードに箸が伸びると。

これは、なかなかナイスな食中酒ですね＾＾

食べ物との相性ですが、あんまり細かいことを考えずに、そう、

扱いはビールと同列で問題無いでしょう。さらに言うと、ビー

ルが苦手なフルーツやスイーツにも合うんで、もう無敵＾＾

使い勝手の良い泡ですよ～～

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ピッツア・グランデ ブリュット・：ロザート 750ｍｌ

ピッツア・グランデ　ブリュット・ロザート　750ｍｌ

イタリアはモデナの「カンティーナ・ディ・カルビ・エ

・ソルバーラ」って協同組合のワインです。使われてる

ブドウ品種は、ランブルスコソルバーラ種です。

確認はしてないんで、なんとも・・・なんですが、セニ

エかな？？

セニエって、赤ワインを作る時に発酵が終わって、果汁

が静沈したときに、上澄みを抜いて、赤ワインの色合い

を濃くする手法なんです。

つまり、赤の色合いの濃いランブルスコを造った時に出

来る副産物なんですよね。ま、副か正は、ほっといて、

こいつは、実に美味しかったんですよ＾＾

まず、香りです。

ピノノワールで良く感じるベリー系の華やかな香りがし

ます。味わいは、香りの印象を裏切らない、キュートな

酸が前に出ていて、口の中で温度が上がりだした刹那、

豊かな果実味がブワッと噴き出してきます。

ワインが口の中を通過して、2秒後にイイカンジの苦味

が上がってきて、口の中が甘ったるくなるのを防いでく

れます。

そうそう、商品名、ピッツア・グランデでしょ？もう、

合わないワケがない＾＾トマトの風味とオレガノなん

かのハーブが、絶対合う印象です。ちょっと、これは

夏場の日曜日の遅めの朝食に是非、ゼヒ＾＾

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ラフェルラ インツォリア 750ｍｌ

ラフェルラ　インツォリア　750ｍｌ

先日の試飲会の戦利品。

大阪のイタリアメインの会社のインツォリア。

たらこスパゲッティと合わせてます。

私見ですが、ホワンとした印象のワインが多い

なか、このシチリアのインツォリアは、ガシッ

としたホネを感じました。

冷たい時のキレと、温まると、その他大勢のイ

ンツォリアが、ライチの様なホワンとした優し

い味わいに落ち着くのに、このワインは、硬め

の酸と種子の苦味がありありと感じられ、その

奥底にヒッソリとライチ。

グラスの二度見、三度見、四度見と、まじまじ

見つめてしまいます。

これは、インパクトありますワ。

ラフェルラ ネロダヴォラ 750ｍｌ

ラフェルラ ネロダヴォラ

ホント、この、シチリアのネロダヴォラ、美味しすぎ。

まず、かおりです。

スミレの花、カシスの香り、胡椒や唐辛子、ハラペー

ニョなど、の痛点を刺激するスパイスをれんそうさせ

る香りがします。

ワインを開かせずに、注いで即を口に含むと、ドライ

な苦渋にシャープな酸が絡んで、辛口のキレ味鋭い印

象。

3分放置で、口にします・・・

おっと、香りが、皮ってますやん＾＾

甘さを感じるベリー系の香りが前に出ています。

味わいも、ドライな中に甘さがじわり。

目玉焼きにかけてるカレーパウダー、オレガノ、バジル

の香りとワインのスパイシーなニュアンスが合わさると

なかなかの相性に。

これは、久々のヒットじゃないでしょうか？

トレンサム エステイト シラーズ ７５０ｍｌ

トレンサム　エステイト　シラーズ　７５０ｍｌ

コロナ禍で、ホント試飲会が全然開かれなくて、

新しいワインの情報に飢えてました＾＾

やっと、小規模ですが、複数のインポーターさん

が共同開催という形で開催されました。

こちらは、ニュージーランドとオーストラリア専

業の会社で、こちら京都で社名を聞くことはあり

ません。ホント、試飲会でひろったって感じの出

会いです。

さて、このワインですが、香りで、産地が判る？

的な明確な黒胡椒を感じる香りにベリー系の香り

が絡んできます。はっきりした胡椒のニュアンス

がオーストラリアっぽい感じです。

口に含むと、嫌みじゃない強さのバニラのニュア

ンスがあり、強い日差しに鍛えられた真っ黒な果

皮が目に浮かぶような、骨太なタンニンを感じま

す。

苦みとしては強めですが、捻った酸味が無いので

心地よい苦み、焦げ感ですね。ここに果実の甘み

が絡んでくるので、プリンのカラメル的な、太い

苦みに適度な渋と果実甘さが入り混じったリッチ

なニュアンスの、満足感の高い味わいになってま

す。

ワイン単体でも十分楽しめますが、クセのあるブ

ルーチーズや、脂のはぜる牛肉なんてのも、当た

り前ですがしっかり受け止められる懐を持ち合わ

せています。

ナイス☆コスパなオージーシラーズです。

ぜひ＾＾

シェ・マス ルージュ 750ｍｌ

シェ・マス　７５０ｍｌ

何とも派手なエチケットですね(笑)

造ってるのは、ドメ－ヌ・ポール・マスです。

使われているブドウは、グルナッシュ６０％、サンソーとシラーが

15％ずつ、ピノノワールとマルセランがそれぞれ5％です。

まず、香りです。

派手なエチケット・・・いや、これ、瓶に直接プリントしてるから、

エチケットじゃないね＾＾とにかく、見た目と香りは、呼応してま

すね。強めのカシスを思わせる、酸を含んだベリー系の勢いのある

果実香が」印象的です。

樫樽で発酵させたワインや、熟成に一部樫樽が使われているのもあ

って、バニラのニュアンスが感じられます。ただ、いかにも樽熟的

なニュアンスでなく、品よく程度に留められているのが、ポールマ

スらしいですね。

ホント、価格以上の元気で満足いくワインだと思います。元気だけ

ど、決してやり過ぎでない。←このあたりのバランス感が､マスさん

のワインらしいです＾＾

オーカ ピノタージュ

南アのピノタージュです。

ムム？ピノノワールは知ってるけど、

「タージュ」って、何なん？

日差しの強い南アフリカでピノノワールを育てると

薄くて繊細な果皮が日焼けを起こしてしまうので、

ワインを造れないんです。

そんな背景があり、ピノノワールとサンソーを掛け

合わせて日差しへの耐性を向上させた品種がピノタ

ージュなんです。

って事は、チャーミングな酸・・・

ははは＾＾そこまでシャープじゃありません。

いい感じに熟した果実感ですね。

香りは、若干焦げたような、エスプレッソと、イチ

ゴやサクランボを思わせる酸を含んだ果実香です。

でも、本家のピノノワールほどのグイグイと主張す

る感じではありません。あと、胡椒を感じるスパイ

シーな要素もありますね。

抜いたのが深夜でしたので、結局何も食べなかった

んですが、極端な苦渋が無いので、ワインだけでも

十分楽しめる味わいです。

なので、あんまりパンチのあるフードと合わせると

ワインの味わいが、イマイチ伝わらなくなる可能性

が高いので、パスタ、ピザなどのトマト味の軽食が

適してるんじゃないかと思われます。

ま、デイリーワインなんで、そんなに頭をひねらず

に気軽に飲んでくださいな。