なんだか、ワインは、良く解らない・・・
パッとみて、どんな味わいのシロモノか解らない⇒イラン
となりますよね。そもそもどんな味がするかワカラン物に
お金なんて出せまっかいな。
じゃ、どうすりゃあいいのか?どうすれば、ワインとの距
離が詰められるのか?
ワインを手に取って、ラベルを見れば、大体どんな品種が
使われているのかが解ると思います。ラベルに書いてなく
ても、POPに書いてあることが多いです。
使われているブドウ品種のおおまかな味わいがわかると
実際に飲まなくても、大体の味わいが想像できてしまい
ます。
例えば、白ワインのシャルドネなら「だいたいこんな味」
とザクッと知ってれば、売場で見つけた白ワインの大体の
味わいが想像できるので、ビクビクすることなく買っても
らえるんじゃないかと思うんですよね。
赤ワインなら、カベルネソービニオン、メルロー。ピノノ
ワールの味わいを、白ワインなら、シャルドネ、ソービニ
オンブランの味わいを、とにかくザックリと覚えてもらえ
れば、初期段階としてはいいんじゃないでしょうか。
「解らない」←この漢字でのワカラナイですよね。
赤白ロゼ泡ぐらいは、見た目ですし、まぁ解りますよね。
「ワインが解った」⇒飲む前の段階で、大体こんな味わい?
と想像できるようになるという事だと思うんですよね。ワ
インの味わいを想像できるようになる大きなヒントが、原
料であるぶどう品種ごとの味わいなんです。
画像左から
モンテス シャルドネ クラッシック・・・・・・・・・・・・¥1650
サシミ ソービニオンブラン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・¥1250
紙のチラシに載せたワインを軸に、品種ごとの特徴が良く
解るワインを提案させていただきました。
具体的に、店内のどのあたりに置いてあるかを説明させて
いただきます。
カマレロ シャルドネ、ラクロワッサード ピノ、サンタア
リシアのソービニオンブラン、カベルネ、メルローは、レ
ジ右側の木箱に入ってます。
サンタアリシアのレゼルバは、レジの左側の棚に並んでま
す。
サシミ ソービニオンブランは、店内手前のリーチインクーラーの右側扉中段で冷えてます。
テラノブレ ピノノワールは、店内中央のワインラックの
奥の上から二段目に並んでます。
モンテス シャルドネは、店内中央の奥にあるワインラック
の左側の側面に並んでます。
飲み比べのハナシなんですが、今回は「レゼルバ」からいっ
てみましょう。レゼルバ⇒貯蔵なんですが、今回なら樽貯
蔵ですね。サンタアリシアシリーズのレゼルバと、そう
でない物です。
樽貯蔵だと、ワインの樽材の樹脂分が味わいの要素とし
て乗ってくるので、飲み比べると、味わいの違いがすぐ
解ります。樹脂の苦味ばしった味わいと、果実の甘さが
混ざり合って、バニラを思わせる風味が乗るんです。
サンタアリシアのシリーズより、もっと明白なのが、モ
ンテスのシャルドネですね。カマレロのシャルドネと比
較すれば「ああ、こういう事か」と、めちゃめちゃはっきり
理解できます。
ピノノワールは、ラ・クロワッサードもテラノブレもどち
らにもバニラのニュアンスが感じられるんですが、香り
も含めて違いがあるんですよね。ちなみに、ラ・クロワが
フランスで、テラノブレは、チリワインになります。ど
ちらかと言うと、派手なのは、チリですかね?品種の味
わいとして、強いタンニンや、収斂した酸が無くて、華
やかな香りが特徴として挙げられます。是非、交互に飲
んでみてください。
ソービニオンブランは、サンタアリシアがチリで、サシ
ミはオーストラリアになります。品種の味わいの特徴と
しては、柑橘香と、しっかりした酸味、スパイシーなハ
ーブ感です。これも、比較論ですが、チリが、スパイシ
ーなニュアンスが気持ち強めて、オーストラリアは、ス
ダチを思わせる特徴的な酸味が持ち味ですね。サシミと
名付けられていることからも、生魚と合わせられるよう
に味付けされています。今までのワインだと、特にウチ
が扱っているような価格帯のワインなら、ほぼ保存料が
添加されています。
成分は、亜硫酸塩なんですが、これが、生魚と出会うと
生臭さを助長するんです。確かに、サシミにも亜硫酸塩
は、添加されているんですが、量的に最小限に抑えられ
てますので、実際に〆鯖と食べ合わせてみましたが、問
題ありませんでした。
ウチの価格設定だと、同じ品種のワインを、もう一本っ
てのも、そんなに気にならないんじゃないかと^^
ワイングラスを交互に口に含んで、ナルホドね~~~
品種の大体の味わいが、解りだすと、ワイン選びが、グ
ッと身近になってきます。安くて、ソコソコ美味しい
ワインなら、大文字屋に行けば、なんとかなりまっせ~
0 件のコメント:
コメントを投稿