12月18日の土曜日は、神吉盆地まで契約米を取りに行っ
てました。北の方の空が、真っ白だったんで、やっぱり
道中は、雪が積もってました。
雪が積もってなければ、
三菱リベロの公認改造車を使うんですが、冬用タイヤ
じゃないんですよ。なので、雪が積もってると、オー
ルシーズンタイヤを履いてる、普段の配達で使ってる
エブリーを使います。
こちら、契約農家の石橋さんのお家を背にして盆地を撮
りました。まずまずの積雪ですね。
なぜ、積雪にこだわるかと言いますと、積雪していない
と害虫が地中で越冬してしまい、田植え前に不要な殺虫
剤を撒く必要性が生じるからです。農薬は、できる限り
使いたくないですよね。来期も、殺虫剤は、不要が確定
しましたね^^
こちらは、神吉盆地の真ん中あたりの石橋さんが管理し
ている田んぼです。元々沼地だった神吉盆地です。ここ
が、一番泥の層が分厚い場所になります。
こちらは、沼の岸に近い松崎さんのたんぼです。石橋さ
んの田んぼより泥の層が浅いんです。
面白いのが、直線距離で100mくらいしか変わらない
のに、秋に収穫されるお米の味わいが全然違うんです。
ちなみに、品種は、同じこしひかりです。
泥の層が厚い田んぼは、粘りが強く、こう味わいに、泥
の層が浅い田んぼは、さらっとしたくちどけの、ややあ
っさりした味わいのお米になるんです。
違う味わいの2種類のお米を半々に混ぜて、味わいと食
感のバランスを調整して「神吉こしひかり」として販売
しています。
「魚沼のこしひかりはおいしい」なんて言いますが、農
地が違えば、生産者が違えば、おのずと味わいも変わっ
てきます。色んな生産者が、様々な条件の農地で稲作し
て、地域全体のお米が混ざって平均化されたのが魚沼の
お米なんですよね。
大文字屋は、盆地の真ん中の田んぼで石橋さんが作った
お米と、岸に近い田んぼで松崎さんが作ったお米だけし
か入っていません。ここまでやって「顔の見える」お米
になってると思います。
究極の安心安全って、これじゃないでしょうか。
来期も美味しいお米、待ってます!
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