ワインとピザって、やっぱり似合いますよね^^
毎週土曜日は、基本、ピザを焼いてます。
ピザって、ワインのまわりにありそうなフードの最右翼ぢゃないです??
仕事は、酒屋で、ワインがスキで、楽しく売っていくというのなら、
ワインに寄せたフードの提案が出来なくちゃですよね。
そんな流れで、毎週ピザを焼いてるわけなんですが、そこそこ時間が
かかるのが問題で、もっと時短出来ません??と思って焼いたのが
フライパンで造る今回のレシピです。
でも、けっこう時間かかるんですよね~
筆者は実は、50歳でして、見た目は、年齢以下ですが、内臓は、年齢なり
なんで、胃もたれと、戦わなければなりませんし、デトックスにもウルサイ
ので、一般的な小麦粉と水、イーストで作る生地だと、食物繊維が無さ過ぎ
て、腸内環境がイマイチイ(残便感^^)で、いつも生地には煎りぬかを入
れてます。今回は、冷蔵庫に1/2合分の玄米があったんで、それを活かし
て食物繊維豊富な生地にしてみました。
↑主な材料です。
先ずは生地から・・・
玄米・1/2合(出来ればふかふか玄米で)
強力粉・大さじ1
乾燥玉ねぎ・大さじ1(無くてもいいですよ~)
今回は、時短で攻めてる(←攻めるって^^)んで、イーストや、砂糖
塩なんかは入りません。残りモノのふかふか玄米(←簡単ですゼ^^)
を強力粉と全卵で「つなぐだけ」です。
乾燥玉ねぎは、コストコで買ってます。これを大さじ1入れてます。
ま、無くてもいいんですが、あると自然な甘さが「なんかシランけど
美味しく」感じさせてくれます。これって、作ってる人にはワカルけ
ど、食べてる人には、料理の味わいに自然な甘さが乗って、味わいの
奥行きを付けてくれてるんですよね。無くてもいいんですが、あった
ほうが、断然美味しいんですから^^
26cmのテフロンコートのフライパンを使ってます。
オリーブオイルを薄く敷いて生地を伸ばしてから中火で調理スタート^^
時々フライパンをゆすって生地を滑らせつつ1~2分加熱します。
↑この程度まで焼いて裏返して生地の調理の第一段階、終了です。
あとは、生地にのせるソースや具材を調理です。生地と並行して
調理してもいいんですが、ここまでだと、一瞬で終わっちゃうんで、
段どり、悪そうですが、バラバラに進行しております(爆)
赤ワインにしっかり寄せたいんで、ちょっと癖のある具材を選んで
ます。鶏の心臓(ハツ)なんですが、ご家庭だと、レバーと一緒に
甘辛く煮込むくらいですかねぇ。あっ、でも、それって関西だけみ
たいらしいです。関東圏で、レバーと言えば、牛か豚が普通なんで
すって。
心臓なんで、真ん中には血合いが残ってるんで、半分に切って取り
除いてます。ま、そんなに味わって変わらないですけどね~
オリーブオイルとごま油を半々の割合で混ぜて使ってます。
まずは表面だけを強めに焼き〆て、香ばしい風味を演出していま
す。胃腸が若々しい人は、ここらで味覇や、香味ペーストを使え
ば、「わかりやすくオイシク」出来るんですが、50歳男性の胃
袋は、それを許してくれません。なので、表面の焼き〆をしっか
りやって、香ばしい風味と鶏の脂の甘さを引き出して、次の工程
へと進みます。
ナニコレ??これはですねぇ、クック・ドウみたいな総合調味料
を自作してるの図です。レトルトのパウチの中身って、ドロッと
した茶褐色のゲル状のアヤシイモノでよ^^あれの中身って、い
ろんな調味料(化学も含めて)とトロッとした炒め汁を演出する
増粘剤ですよね。大学生のころなら、全然問題なかったんですが
40歳あたりから、化学調味料や増粘剤が、胃もたれと胃痛のス
イッチになっちゃいました、ホント年ですよ^^
でも、美味しいのは食べたいわけで、化学調味料は、素材の持つ
旨味を限界まで引き出して、増粘剤は、加圧で蒸した玉ねぎに、
代役を務めてもらってます。
普通に炒めると、なかなか柔らかくならない玉ねぎですが、加圧
で5分も蒸せば、繊維感が完全ン位消滅し、なめらかな炒め汁が
演出できるんです。素材本来の甘さも出るんで、味醂や砂糖が必
要なくなります。今じゃ50歳男性の料理には欠かせない存在に。
茶色いのが玉ねぎペーストに特濃トマトジュースとグリーンカ
レーペーストが混ざったものです。
ベージュ色のが、自家製ニンニク塩麹です。
黒っぽいのが赤みそです。なんでも、東京には赤味噌って、あ
んまり売ってないそうです。赤味噌の塩気とほろ苦さは、トマ
トの甘酸っぱさと混ざると、不思議と味噌っぽさが消えて、デ
ミグラスソース的な味わいになるんで、ワインとの距離を詰め
てくれてます。
ハツは、癖の強い具材なんで、刻みねぎをおおめに使います。
京都だと、ネギは、九条ネギで、青いモノなんですが、関東は
下仁田ネギって言うんですかね、白いのが普通なんですってね。
この料理には、是非青いねぎを使ってくださいね。
調味料と自家製クック・ドゥをしっかり混ぜ合わせてから、強火
で、フライパンを傾け、ペーストに直接火を当てて意識的に焦が
すようにして、風味付けをしっかり行います。
特濃トマトジュースは、熱がかかると、甘さがドカンと出ますし、
赤味噌からは、香ばしさを引き出せます。玉ねぎからも、甘さが
でるんで、化学調味料で補うべき味わいの幅は、この段階で、し
っかり付けていきます。
ピザソースとして使うんで、硬めのカレールゥくらいまで水分を
飛ばしてくださいね~
ここまで詰まると、素材本来の甘さが、しっかり感じられるよう
になります。
片面だけを焼いておいた生地にフライパンの中身を載せます。
そのあとピザ用チーズをのせて、青ネギをパラパラふりかけて
蓋をして中火で2~3分加熱すると、チーズが溶け出してきま
す。溶けだしたら火を止めて~
ガストーチでぶぉぉ~~~っと炙ります。
やっぱりピザには、香ばしいおこげが無いと、美味しさ度がイマイチ
だと思うんですよね~
書いてると、調理時間、すごく時間かかりそうですが、実はすごく
短時間で焼きあがってるんです。
生地の発酵もしてないし、いつもなら、生地だけ先に焼くんで、オ
ーブンの予熱も2回になるんで、とにかく時間が、かかりまくりな
んですよね~
ガストーチって、ナニソレだと思うんですが、
←こんな感じです。アマゾンで
1345円でした。ガスボンベは、市販のであれば、問題なく取り
付け可能なんで、あると、便利ですよ~
ウチのは、ドンキで買った1000円くらいのです。
合わせたワインは、開栓5日目のメルローですが、4日目の昔のボル
ドー的な飲みごたえを感じる味わいから、3日目のまろやかな密度の
高い果実味と、紅茶の芳醇な渋を感じる味わいに戻っています。
根底の酸がしっかりしてるので、まだまだ味わいがボケず、美味しさ
キープって感じです。
量も少ないんで、明日で飲み切りですが、6日目も楽しませてくれる
でしょう。ホント、ワインは、値段でないっすよ^^
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