鶏ササミの赤味噌トマト煮込み
ササミ150g
ニラ半束
玉ねぎ1個(大きめ)
トマト1個
赤味噌小さじ2
にんにく塩麴大さじ1
アンチョビペースト小さじ1
ササミは食べやすい大きさに切って、油を敷かずテフロ
ンのフライパンで表面を焼締めます。画像までくらいこ
んがりさせると、鶏の脂の香ばしさが旨味となって味わ
いの幅をつけてくれます。
ソースを作ります。トマトは皮をむいてざく切りにします。
玉ねぎは1/4個を櫛切りにしてフライパンへ、残りの3/4
個は、適当な大きさに切って加圧で3分蒸します。
「加圧で玉ねぎを蒸す」←あんまり聞かない手法でしょ^^
例えば、カレーとか、シチューなんかでルゥを市販のルゥ
を使わずに作るとしたら小麦粉を溶いて煮汁の濃度を上げる
のが一般的だと思います。この手法は小麦粉を炒めたりして
けっこう手間ですよね。でもですね、個人的な問題かも、な
んですが、小麦粉がベースだと50歳のおなかには重たいん
です。そこで玉ねぎの登場なんですよ。
ビーフストロガノフみたいなを作ってみました。
↑この料理にも玉ねぎのペーストが使われてます。↑
素材自体に色がついてないのも汎用性がありますし、自然な
甘さも、味わいの奥行をつけてくれますしね。
加圧で蒸した玉ねぎをブレンダーボトルに入れて「ガー」し
ました玉ねぎペーストを、トマトと玉ねぎ、調味料の入った
フライパンに、こんがりと表面の焼き締めをしたササミと共
に入れて、蓋をして弱火で櫛切りの玉ねぎが柔らかくなるま
で煮込みます。玉ねぎが柔らかくなってきたら、蓋を開けて
強めの中火で水分をお好みまで飛ばして完成です。
最終工程で水分を詰めるんで、味付け、特に塩分系は控えめ
が吉です。私見ですが、玉ねぎペーストは、熱をかける時間
に比例しておいしさ度が上がる気がします。感覚的には、素
材の甘さが凝縮される、そんな気がします。
合わせたワインは、店内の片隅で売れ残っていたアメリカの
カベルネフランです。5年?いや、4年??とにかく長らく
売れてなかったワインです。このような長期在庫のワインを
飲んでみて、店内の環境がワインの保存に適合しているかを
確認するのも意義がありますよね。
栓をあけた瞬間にまき散らされる赤い花の香りとベリー系の
酸を含んだ香りに、ホッと胸をなでおろします^^
口に含めば、優しい酸と適度な果皮のミネラルの苦渋が心地
よい味わいでした.
やっぱり赤ワインには、トマトとにんにく、赤味噌で味わい
を構成すれば、ほぼ間違いなく合いますね。
ニラの青っぽさも、赤ワインに含まれる軸や種子から出る味
わいの要素と合うんですよね。
2011年のカベルネフランです。画像は真っ黒けですが
実際は、赤みがさしてました。アップルさんのカメラは、
赤色の表現が得意じゃないのかな?お昼に撮影用で80ml
ほど使ったのをその日の25時に飲み切りました。
ワインは、やっぱり、栓の開けたてより時間を置いた方が
おいしさ度は上がりますね。果実味と果皮の苦渋の絡み方
がより緻密になった印象でした。
カベルネフランも、おいしいね^^
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ワインをご注文下さると、翌日トーストが最高に美味しい
こんなハードパンの半分カットが同梱されます。
ウマいよ~ホントだよ~^^)
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