日曜日のお昼が餃子で、本日月曜のお昼も餃子。
飽きないんですか?と言われそうですが、
今回は、ある問題点を解決できそうな
ヒラメキがあったんで、
敢えての餃子連荘(レンチャン)なのです。
その問題点とは、餃子をおなかいっぱいまで飽食すると、
最近は、必ず胸焼けに悩まされます。
もし、味付けに味覇や香味ペーストなんかの化学調味料を
使っていれば、胸焼けも当然なんでしょうけど、
全く科学の力を借りない味付けでも、なぜか胸焼けなんです。
なんでだろ・・・
で、ひらめいたのが、餡を生の状態から作らずに、
火を入れてから餡に仕上げたら?
お肉なんかは、脂が焦げることによって
独特の甘さや香ばしさが出るのと、
ニラなんかのアクの強い野菜なんかも、
熱を入れる事によって味わいのニュアンスが変わる
んで、今までの餃子に無かった香ばしさや、甘さな
んかが追加されておいしさ度が上がるんでない?と^^
豚ミンチは、冷たい状態でごま油を絡めてほぐして、
強火にかけ表面を焦がします。
8割がた火を入れたら取り出します。
フライパンには、豚のうまみが乗ったごま油が残ります。
ここに刻んだニラとシメジに、
赤ワインに思いっきり寄せる意味合いで、
ピーマンを細かく切ったのを加えて
脂のうまみをまとわせます。
火をつけない状態で野菜類に豚のうまみが乗った脂を絡めて
ニンニク塩麹とグレーンカレーペーストを加え、冷たい状態
でしっかり混ぜ合わせます。
中火で1~2分炒めて味わい、特にニラの青さをなじませて
おきます。全体がしんなりしたら、ほかほかの状態でボウル
に移します。
ほかほか野菜に8割がた火を通した豚ミンチを加え、
スライサーで千切りにしてから包丁で叩いて細かくした
キャベツを加えて、まんべんなく混ぜ合わせます。
ほかほか野菜と合わさることでキャベツから水分が出て
全体がしんなりなじんできます。餡を詰めるときは、
ボウルの底にたまったキャベツの水分も残さず包みます。
こうすることで、ジューシーな肉汁がたっぷり詰まった
リッチな味わいの餃子になります。
8割がた火が通った状態の餡なので、パンパンに詰め込んでます。
皮は、モランボンの大判です。厚手で、パンパンに詰め込んでも
破れないんで、使えますよ~
食前に黒胡椒をミルからタップリふりかけていただきます!!
餃子をワインと合わせるなら、黒胡椒、お試しください。
噛むとあふれる肉汁がリッチな気分にさせてくれます。
今回は、赤ワインを合わせたので酢を使ってませんが、
白ワイン、例えば、酸を前に出したアンウッドのシャルドネ
なんかだと、米酢や黒酢に黒胡椒がすごく合いますよ。
合わせたワインは、こちらです。
例によってロングランティスティングします。
このシリーズの赤では、シラーズ、メルローとロングランを
やっております。
どちらのセパージュも3日目が味、香り共にピークだと思い
ます。
ワインは、その日に飲み切るもの。
と言う価値観も否定しませんが、赤ワインは、抜いて即より
時間を置いたほうが、美味しさ度が上がるような気がします。
家呑みだからこその楽しみ方じゃないでしょうか。
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